木風呂に使う木材の事
国産の木材とそうでないものの違いは?
国産材と輸入材のとの違いは本質的にありませんが材質により、それぞれに特徴があります。
その土地の気候にその土地の木材が馴染むと思います。
木の種類はいろいろありますが、違いは何ですか?
木風呂で用いる木材は、通常ならヒノキ科の樹木です。
どの素材はお風呂に適しているか否かは、水に対する木材の耐久性で判断します。
耐久性の観点で説明すると、風呂に適合している度合いは、次の通りになります。
高野槇(コウヤマキ) > 桧(ヒノキ) > 椹(サワラ)
一方、木材価格は、市場価格に依存します。
価格の観点でいえば、木材は次の通りになります。
桧(ヒノキ) > 高野槇(コウヤマキ) ≠ 椹(サワラ)
世に「ひのき風呂」と呼ばれますが、桧を素材にした浴槽は、高野槇を素材にした浴槽よりも総じて耐久性に劣るのですが、価格はそれに反し、高野槇のの素材より高額になります。
椹は、高野槇と比べると耐久性は、ずっと劣るのですが、当店で販売する場合、高野槇の浴槽と価格は同じになります。
よって、あまりオススメしません。
当店では、高野槇の素材が木風呂に最も適した素材だと考えています。
なお、椹は、匂いが弱い素材です。寿司桶の素材に椹が使われるのは、ごはんに木の匂いがうつることを避けるためです。
お風呂の匂いを抑えたいとのご意見をお持ちの場合には椹の浴槽もご考慮ください。
木の種類によって、耐久年数は違いますか?
最も長持ちする素材は、高野槇です。お手入れを充分になさっていただければ、寿命は30年を越えることも珍しくありません。
桧の寿命は高野槇の約半分です。
椹になると寿命は桧の半分ほどにすぎません。
特別製作を承ります。
神崎屋では、世界にひとつしかないあなただけの檜風呂・高野槙風呂を製作。
横幅、奥行き、高さもご希望のサイズにオーダーメイドができます。
枕をつけたり、踏み段をつけたり、浴槽の縁である框(かまち)を丸くしたりも可能です。
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